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「ひとり学習」で子どもの成長を見守ります。福岡市西区拾六町、福岡「ひとり学習」授業理論相談室

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万葉の草花mannyou no kusabana

 2016年の10月からNAさんとNOさんと私の三人で「珈童会」と称して、月一回の懇話会(勉強会)を始めました。内容は、それぞれが日々関心と興味を持っていることを中心に思った事を言い合うことです。
 現在中心になっている話題は、NOさんが勉強されている「万葉集」に関することです。
 私は、今まで興味も関心もなかった「万葉集」でしたが、お二人の話を聞いたり、質問などをしているうちに、徐々に
「万葉集」のことが気になり出しました。
 万葉集のなかに、よく植物に関する歌が詠まれています。以前から植物には興味を持っていた私は、我が庭にある植物も万葉集に詠まれていることに気づきました。
 そうだ、植物に関係づけながら「万葉集」に触れていくと、私にも少しは万葉集のことが分かるようになるかもしれないと、我が庭にある万葉集に詠まれた植物を調べてみることにしました。

「蔓庵(私の庭)」に咲く 万葉集に詠まれている植物

 「万葉集」には、157種の植物が詠まれています。
 今のところ私の庭で確認できた植物は、16種あるようです。そのいくつかを詠まれた歌とともに紹介します。

卯(う)の花

 

 ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木である空木(うつぎ)の花のことです。日本原産です。5月頃に白い5弁の花を沢山咲かせます。幹の中が中空で、空ろな木だから「空木(うつぎ)だということです。
卯(う)の花を詠んだ歌
 万葉集には24首に登場します。その多くが、霍公鳥(ほととぎす)とセットで詠まれています。「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて。。。」という歌がありますね。
私が好きな卯(う)の花を詠んだ歌
  
◎ 卯の花も いまださかねば霍公鳥 佐保の山辺に 来鳴き響(とよ)もす
 ● 卯のはなも、まだ咲いてもいないのに、霍公鳥(ほととぎす)は、佐保の山辺にやって来て
  鳴いています。

 梅(ウメ)  
 梅は、バラ科サクラ属の落葉低木です。1〜3月、葉が出る前に白、ピンク、紅などの花が咲き ます。中国が原産地ですが、かなり古い時代から日本でも好まれたようです。
 梅(うめ)を詠んだ歌
 万葉集では萩に次いで多く、119首に詠まれています。雪と一緒に詠んだ歌が目立ちます。また、鶯が登場
する歌も多いですね。なお、万葉集に詠まれている梅は、すべて白梅と考えられています。

私が好きな、梅を詠んだ歌
  ◎ 春されば木末隠りて鶯ぞ鳴きて去ぬなる梅が下枝に
 ● 春がやってくると梢(こずえ)に隠れて鶯が梅の下枝(したえだ)に鳴きわたります。


楓(かえで)
   

2020年12月の楓の紅葉の様子です。

   

2020年4月の楓の新緑の様子です。

 カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれていました。「かへるで」は葉の形が「かえる(蛙)」に似ていることからきていつと考えられています。

楓(かえで)を詠んだ歌
 万葉集には、2首に登場します。
このページの先頭へ私が好きな、楓を詠んだ歌
 ◎ 我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし


私の散歩道に咲く「万葉集の草花(木)」
 私は週に4回を目標にウオーキングをしています。ウオーキングのコースは6コースほどあり、その日の気分で選んでいます。幸い、どのコースも草木に恵まれ、いろんな草花、草木を観ることができます。そこで、<「蔓庵(私の庭)」に咲く「万葉集の草花」>と同じように、ウオーキングをしながら観ることができる「万葉集に詠まれた草花」をまとめてみようと思いました。
 ここに、それらのいくつかを記載します。

「蔓庵(私の庭)」に咲く 万葉集に詠まれている植物